わたしは2つの日本語学校に勤務しています。
4月入学生が3ヶ月たち自身の振り返りと担当クラス、講師への評価が実施されます。
いつもは、先生が生徒を評価するのですが、こんどは逆です。
手厳しい言葉もあるのだろうと、ドキドキです。
クラス単位でなく、わたし個人に対する評価とコメントも。
1つは、匿名。もう1つは記名です。
個人的には、匿名でなく。記名がよいと思います。
言いづらいこともあるかとおもいますが、その学生がどうしてそう思ったのか、どうやって改善をしていったらよいのかがはっきりわかるからです。それがわからないと、どう改善をしたらよいのかわかない。
1くらす、20名に達しないクラスだとなおさらです。
具体的には、ある生徒は、「先生からもっと励ましの言葉がほしい。」というコメントを書いてくれました。
この学生は誰だかわかっています。なのでこの学生に対して、励ましの言葉をなるべくかけていこう。というアクションがとれます。しかし、これが匿名だと、必要としない学生にもしてしまうことになります。
1人の声が、全体の声を表していることもあるので難しい。
まだまだ、経験値が足りていませんので、
計画→実行→チェック→振り返り→次回への改善
を試行錯誤しながら経験を積んでいきます。
クラスのレベル、雰囲気が違うと同じ授業をおこなっても
生徒から授業評価が異なる
という記事を読みました。経験値が足りていない先生は、この差が大きいそうです。
逆に経験値が高い先生は、生徒の学習到達度、クラスによってコントロールが上手にできるので
この差は小さいそうです。
自分自身振り返ってみますとまだまだこの差は大きいです。
この差を、縮めていくの腕のみせどころでもあり、自分自身の課題です。
特に日本語学校は進学予備校と違って、生徒が先生を選ぶことができないので
先生が授業運びをコントールしクラス運営をしっかりする必要があると思っています。
アンケート結果をみて、嬉しい言葉をもらえた反面、凹ことろもありました。
数値として評価された部分はしっかり真摯に受け止め、これからの活かして行きたいと思います。
わたしは、まだ経験値が少ないので、レベル、国籍、年齢、の異なるクラスで授業を行い「量」をこなす必要があると思っています。
・生徒が身につけてもらいたいことを、生徒が理解できる表現と論理でしっかりと伝える
・生徒が身につけている学び方と、先生の教え方/学ばせ方のマッチングを高める
ここが目下の課題です。
つらつらと、思いついたことも書きました。あくまでも個人的な感想、考えです。
もう少し経験を積んだら、違うかたちで日本語教育と関わっていきたいと思っています。
やりがいはありますが、楽しいと思えなくなってきている自分がちらりと見えます
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